コマンド

 

cd・・・作業ディレクトリを変更することができる

$cd ディレクト

「~」(チルダ)・・・ホームディレクト

 

(構造関係)

ホームディレクトリの下に存在する「sample1」と「sample2」

「sample1」にいる状態から「sample2」へ移動したい時

2つの方法

①「絶対パス

$cd/home/sample2

$cd ~/sample2 

②「相対パス

$cd ../sample2

..は1つ上のディレクト

 

ちなみに $cd と書くとホームディレクトリに戻る

 

pwd・・・現在どの作業ディレクトリにいるのか教えてくれる

 
cp・・・指定したディレクトリをコピーすることができる
$cp コピー元のファイル名 コピー先のファイル名
※コピー先に同じファイル名のファイルが存在している場合、確認なしに上書きしてしまします。
 
mv ・・・①ディレクトリ名の変更
            ②ディレクトリの移動
 
「変更」$mv 変更前のディレクトリ名 変更後ディレクトリ名
※既に同じ名前が存在していた場合上書きされてしまう
防ぐために -i オプションを使うと、上書きしていいですか?と確認される。
※複数のディレクトリ名変更不可(一括変更したい場合はrenameコマンドを使う)
 
「移動」$mv ディレクトリ名 移動先のディレクトリ名
※移動先のディレクトリに『./(ディレクトリ直下の)』をつけた方が安全。名前の変更が適用されない為
※複数のファイル移動可能 

 

 

cat・・・・ファイルを見る

$ cat fileA

fileAの中身を出力することができる。

 

$ cat fileA > fileB

リダイレクト「>」を用いると別のファイルに上書きできる。

$ cat fileA >> fileB

リダイレクト「>>」を用いると追加ができる。

 

『オプション』

-n 

cat -n ファイル名

行番号をつけて出力する。

 

-b

blankなし(空白行を入れずに)番号をつけて表示する

 

-s

連続した空白行を一行の空白行にまとめる

 

-e

各行の最後に”$”を表示する

連続した文字列の改行位置がわかりにくい場合に、$を入れることで確認することができる。

 

-t

タブを"^|"に置き換えて表示する

 

more・・・ファイルの内容をみる

$more 内容を見たいファイル

 

スペースキー 続きを見る

Enter    一行ずつ進める

p+数字を入力 数字の行だけ進める

s+数字を入力 数字の行だけ飛ばして進める

q 表示を終了する

 

「/s」オプションを使うと

連続した空行を1行扱いにして余分な空白を除くことができる。

これによって、1画面内により多くのファイル内容が表示で生きるようになる。

$more /s file.txt

 

途中の行から表示する

「+数字」オプションは数字で指定した行以降の表示になります。

$more +数字 対象ファイル

 

vi・・・対象ファイルを開く

$vi ファイル名

<コマンドモード>
・ファイルの保存

・カーソル移動

・コピー・ペースト

・検索

・置換

「esc」キー コマンドモードへ

 

『文字の消去』

「x」カーソル状の文字を消去

「数字x」指定した数字だけ、カーソル上の文字から右側を削除

「X」カーソルの左川の文字を削除

「数字X」指定した数だけカーソルから左側を削除

「dd」1行削除

「数字dd」指定した行数削除

 

『コピー・ペースト』

「yl」一文字コピー

「数字yl」指定した文字数をコピー

「yw」一単語コピー

「数字yw」指定した単語数をコピー

「yy」1行コピー

「数字yy」指定した行数をコピー

「p」文字・単語のペースト時はカーソルの右側にペースト行のペーストはカーソルの下の行にペースト

「P」文字・単語のペースト時はカーソルの左側にペーストカーソルの上の行にペースト

 

『カーソル移動』

「h」左へ移動

「l」右へ移動

「k」上へ移動

「j」下へ移動

「gg 」最初の行に移動

「G」最後の行に移動

「数字G」指定した行に移動

 

『検索』

「/検索したい文字(Enter)」カーソルより下方向に向かって検索

「?検索したい文字(Enter)」カーソルより上方向に向かって検索

「n」下方向に向かって次の該当文字を検索

「N」上方向に向かって次の該当文字を検索

 

『保存・終了』

上書き保存

「:w(Enter)」内容を上書き保存(viは終了しない)

「:wq!(Enter)」上書き保存して終了

「ZZ」上書き保存して終了

新しいファイルに保存

「:w 新規ファイル名(Enter)」新規ファイルとして保存

「:wq!新規ファイル名(Enter)」新規ファイルとして保存してviを終了

 

『保存せずに終了』

「:q!(Enter)」ファイルを保存せずに終了させる

 

『作業の取り消し』

「U」直前の作業を取り消す

 

 

<編集モード>
文字を入力するモード

「a」 カーソルの右から文字入力開始

「A」 行の最後から文字入力開始

「i」カーソルの左から文字入力開始

「l」行の頭から文字入力開始

「o」一段下に行を挿入して文字入力開始

「O」一段上に行を挿入して文字入力開始

 

※起動直後はコマンドモード

 

 

rm・・・ファイル、ディレクトリの消去

rm ファイル名

rm -r ディレクトリ名

 

『特定の名前が含まれているファイルをまとめて消去』

rm *.txt

末尾に「.txt」がついているファイルだけをまとめて削除

 

『オプション』

「-d」 空のディレクトリが消去できる

「-f」存在しないファイルを消去しようとしたときなどに警告メッセージが表示されますが、-fをつけると警告メッセージを表示しない

注:これを使うときは、確認なくpcのデータが容赦無く消されてしまうのでほんとに要注意!!!!!

「-i」ファイルやディレクトリを消去する前に確認メッセージを表示することができる

「-l」4つ以上のディレクトリを消去する前に確認メッセージを表示することができます

 

ln・・・ファイルのリンクを作成する

 

リンクの作成

$ln -s リンク先リンク元

リンクの変更

$ln -f リンク先リンク元

 

 
オプション引数
 
メソッドの引数を省略、既定値を設定できる機能をオプション引数とよぶ。